Training
フラワー園ではフラワーモデルをもとに、“人間力”を高めるための研修に力を入れています。講師はもちろん私たち職員で。
入職されると、半年をかけて以下の研修が行われます
講師は主に先輩職員が担当します。講師を務めることは、自己成長やプレゼン能力を磨くことにもなります。
コミュ二ケーション①(ジョハリの窓より 自らの実践へ)、②(報連相から学ぶコミュ技術)
チームワーク(本能と桃太郎)、ストレスマネジメント(ストレスとの付き合い方)、リスクマネジメント(リスクの本当の意味を知る)
学卒者用フォローアップ(今の自分と向き合いモチベーションの再設定をしてみよう)
感染症・食中毒、看取り、虐待防止、権利擁護、認知症...
専門科目として
介護の基本(介護とは何か、本質の理解)、ケアプラン、ICF、ノーリフティングポリシー、介護技術(ボディメカニクス)...
1から7までの等級があり、ステップアップが可能です。評価制度も整備されていますので、自分の目標を明確にすることで上の等級を目指すことができます。
フラワー園には人物像・ケア・仕事について「フラワーモデル」という目標があります。
そしてこのモデルに基づいた人材教育を行うために、これに則した評価制度があり、法人内研修という形で、教育の機会を設定しています。
2021年度よりこの研修体系の見直しを検討すべく新プロジェクトが発足いたしました。
プロジェクト名は「GPJ」。
「学び(GAKU)・成長(GROWTH)・し続ける(GO)プロジェクト」の意味が込められています。
このプロジェクトの目的は、
①職員ひとりひとりの成長機会の提供
②フラワー園の運営に参画する意識づくりを育むこと
さらに、現研修のレベルアップやより参加したくなる研修項目の追加や告知の方法等の整備を進め、法人職員全員の研修参加も視野に入れての体系構築を考えています。
メンバーは、様々な角度から考察のできる現役職員の中から介護職員・生活相談員・介護支援専門員・作業療法士・事業所長を選抜しております。
日々の業務に追われる中で、勉強する意欲や時間を確保するのは簡単ではありません。
けれど、昨日よりも少しだけ知識が増える事で、見える景色が変わってくるはず。
専門職集団としての質の向上、そしてなによりもフラワー園らしさの追求を目指します。
GPJが目指すのは、職員一人一人が「自ら、学び・成長することのできる機会」の提供です。
そこで新しい形での研修告知・参加申し込み体系を構築し、職員の「意欲」や「向上心」をサポートする体制を整えました。それが「Gaku会」です。
各事業所・多職種が企画するそれぞれの「特色」「得意分野」を活かした多彩な研修に所属事務所の枠を超え参加することで、事業所間の人的リソースを共有することもできます。
また経験のある職員は講師として一歩踏み出すことで「伝える・教える」技術のレベルアップにもつながっていく場となります。
フラワー園が求める人物像へ向かってヒューマンスキル(人間力)を磨き、成長していく道筋となる研修プログラムです。
フラワー園にはキャリアパスとしても機能する「等級制度」と、その等級に求められる事項を明記した「等級定義書」という仕組みがあります。フラワー園の研修体系は、それらの「理想とする人財の姿」に近づけるように設計されています。
研修項目 | 対象者 | 実施時期 | 研修時間 | 講師 |
---|---|---|---|---|
法人の理念と方針 | 新入職員及び未受講の者 | 4月 | 1.5 | 宮崎園長 |
法人の沿革と事業所紹介 | 新入職員及び未受講の者 | 4月 | 1.5 | 吉田GM |
社会福祉法人の使命 | 新入職員及び未受講の者 | 4月 | 1.5 | 吉田GM |
法人理念と地域公益活動の意義 | 2・3等級の職員で地域に向けての活躍を考えている者 | 4月 | 吉田GM | |
法人諸規定 コンプラ・ハラスメント |
新入職員及び未受講の者 | 4月 | 2 | 山田事務長 |
人事評価制度・給与規定 | 新入職員及び未受講の者 | 4月 | 2 | 山田事務長 |
コミュニケーション① | 新入職員及び未受講の者 行動プロセス評価の報・連・相の理解が再度必要な者 |
4月 | 2 | 吉田GM |
個人情報保護 公益通報者保護制度 |
新入職員及び未受講の者 | 4月 | 1 | 山田事務長 |
社会福祉施策と介護保険の理解 | 新入職員及び未受講の者 | 4月 | 1.5 | 吉田GM |
介助時のプライバシーへの配慮 | 新入職員及び未受講の者 | 4月 | 1 | 崎山介護主任 |
視覚・聴覚を中心とした 高齢者体験 |
新入職員及び未受講の者 | 4月 | 1 | 野尾作業療法士 |
認知症の基礎 中核症状・周辺症状について |
新入職員及び未受講の者 | 4月 | 1.5 | 上本所長 野尾作業療法士 |
リスクマネジメント概論 KYT(危険予測トレーニング) |
新入職員及び未受講の者 | 4月 | 1.5 | リスク委員会 委員長 |
コミュニケーション② | 新入職員及び未受講の者 行動プロセス評価の報・連・相の理解が再度必要な者 |
5月 | 2 | 吉田GM |
ホスピタリティ、 接遇・介護職としてのマナー |
新入職員及び未受講の者 | 5月 | 1.5 | 山田事務長 |
食事介助(概論)嚥下障害 食事形態について トロミ水飲水体験 |
新入職員及び未受講の者 | 5月 | 2 | 給食課 野尾作業療法士 |
排泄ケア2.0概論 紙おむつの使い方 当て方 |
特養配属の新入職員及び未受講の者 | 5月 | 1 | 服部職員 |
排泄ケア2.0概論 排泄ケアグッズの紹介 |
通所配属の新入職員及び 未受講の者 |
5月 | 1 | 服部職員 看護職員 |
アンガーマネジメント | 新入職員及び未受講の者 行動プロセス評価の感情コントロールの理解が再度必要な者 |
6月 | 2 | 吉田GM |
ストレスマネジメント | 新入職員及び未受講の者 行動プロセス評価の感情コントロールの理解が再度必要な者 |
6月 | 2 | 吉田GM |
感染症 (夏場に多い感染症) | 法的研修 等級問わず多くの職員の参加を望む | 6月 | 1 | 看護職員 |
レクリエーションの意義(グループディスカッション) 生活の中で出来る運動 |
2・3等級の職員でレクとは何かを考えてみたい者 | 6月 | 1.5 | 三浦相談員 |
チームワーク | 新入職員及び未受講の者 行動プロセス評価の報・連・相の理解が再度必要な者 |
7月 | 2 | 山田事務長 |
虐待と身体拘束 | 新入職員及び未受講の者 | 7月 | 1.5 | 西川所長 |
ケアプラン各論① (アセスメント→課題抽出)ケアマネの魅力 |
2・3等級の職員でケアプランについて意欲的に学んでみたい者 | 7月 | ケアマネジャー | |
パーソンセンタードケア概論 | 新入職員及び未受講の者 | 8月 | 上本所長 (野尾) |
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ケアプラン概論 ICF概論 多職種連携 |
新入職員及び未受講の者 | 8月 | ケアマネジャー | |
LIFE(科学的介護情報システム)とは | 新入職員及び未受講の者 | 9月 | 大道相談員 | |
感染症(冬場に多い感染症) | 法的研修 等級問わず多くの職員の参加を望む | 10月 | 看護職員 | |
自立(自律)支援とは(ディスカッションを中心として) | 新入職員及び未受講の者 | 10月 | ||
看取りとは、終末期支援について | 新入職員及び未受講の者 | 10月 | ||
ケアプラン各論2 (模擬課題→計画立案・事例検討) |
2・3等級の職員でケアプランについて意欲的に学んでみたい者(各論①を受講要) | 10月 | ||
リスクマネジメント リスク分析 KYT(危険予測トレーニング) |
法的研修 等級問わず多くの職員の参加を望む | 11月 | 西川所長 野尾作業療法士 |
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高齢者に多い疾患(褥瘡&尿路感染) | 2・3等級の職員でより深く学んでみたいと考えている者 | 11月 | ||
高齢者に多い疾患(脳血管障害・パーキンソン病) | 2・3等級の職員でより深く学んでみたいと考えている者 | 12月 |
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