社会福祉法人フラワー園は、地域共生社会の実現に向けた新たな一歩として、2025年11月30日（日）に「第一回 認知症サポーター養成講座」を主催いたしました。

本講座は、中川区にお住まいの皆様が、認知症について正しく理解し、地域の中で支え合える「認知症サポーター」となっていただくことを目指す「中川区民 総認サポ計画」の記念すべき第一回目の取り組みです。

地域の皆様と共に、温かいまちづくりを

当日は、30名を超える地域住民の方々や区内で勤務されている方々にご参加いただき、会場は温かい熱気に包まれました。

講座では、当法人施設ゼネラルマネージャーの上本マネージャーが、キャラバン・メイトとして、認知症の基本的な知識や、認知症の方と接する際の心構えについて、実演を交えながら分かりやすく解説しました。

参加された方からは、「認知症への理解が深まった」「自分にもできることがあると知れてよかった」といった感想が寄せられ、皆様の関心の高さを改めて実感いたしました。

楽しみながら学ぶ試み

今回の講座では、学びの場をより身近に感じていただくため、講座の前後にエンターテイメントの要素を取り入れました。当法人に所属する介護職員によるボーカルユニット「FEN-Brothers」や、「WORLD CARE ソーラン隊」によるパフォーマンスが披露され、会場は大いに盛り上がりました。

「『生きる』を共につなぐ」理念のもとに

「中川区民 総認サポ計画」は、区民216,823人すべてが認知症サポーターになるという壮大な目標を掲げています。今回の講座で、その目標に向けた確かな一歩を踏み出すことができました。

当法人の理念である「『生きる』を共につなぐ」に基づき、社会福祉法人フラワー園は、これからも地域に根差した活動を通じて、誰もが安心して暮らせるまちづくりに貢献してまいります。

今後も継続して本講座を開催してまいりますので、皆様のご参加を心よりお待ちしております。