西日置エリアでは、「地域のつながり」を深めるために、毎年「地域交流会」を開催してきました。昨年度は老若男女問わず地域の人が100名近く参加するイベントになりました。

こちらは昨年度の地域交流会の模様です。

今年はコロナ禍で地域交流会は中止となりましたが、これまで継続してきた「地域のつながり」を深める活動を何かできないか？
「今だからこそできること」を検討した結果、地域の方と交流しながら「地域の地図を作る」というプロジェクトを開始しました。

フラワー園の職員、ご利用者、地域の住人の方達が協力しながら西日置町の地図を完成させていく予定です。同時に「フラワー園」の名前にちなんで、種から育てた苗を町内の方にお配りし、お花でいっぱいの町内にしたいと計画しています。

地域の方に今回の地図作りについてのご意見を伺ったところ、「むずかしいことに挑戦するんだねぇ」と仰っていました。
つながりが希薄になっている都会だからこそ、みんなで協力しながら創り上げるという今回の企画は「挑戦」になるんでしょう。
その方は同時に、「わたしにできることは手伝うからね」と仰ってくださいました。こうやって地域の方の力を貸していただきながら、今回のプロジェクトに挑戦していきたいと思います！

現在は三班に分かれて活動を開始しています。
①町内の情報取材班
②花育て班
③手書き風地図作成班

これからホームページで順次それぞれの班の活動を紹介していく予定です。

【花育て班の活動】
あんのん入居者、ご利用者と職員が一緒になって活動しています。

地域の方々の庭や部屋の中で花が咲いていることを想像しながら、みんなで協力してパンジーの種蒔きをしました。

花を育てることが好きだったご利用者は、久々に土に触れることができて嬉しかったと大喜びでした。種を蒔いていると「私も仲間にいれて。」と人の輪がどんどんと広がり。
みんなで土に触れながら、若い頃の思い出話しにも花が咲きました。

植えられたパンジーの種は、水やりをご利用者にお手伝いいだきながら、あんのんの三階でお日様をたっぷり浴びて芽吹きにむけてすくすく育っています。
フラワー園みんなの想いが地域に届きますように!!