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4月22日(金)に中川文化小劇場にて第19回地域福祉実践事例発表会を開催いたしました。ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
当日は70名を超える来場者に恵まれ、地域住民や福祉関係者だけでなく、名古屋市介護保健課、中川区役所福祉課、中川社協等の行政関係者や中日新聞記者にもご来場いただけました。
「自分の大切な人に発表を見てもらいたい」という想いで、職員のご家族や友達も多数招待をしました。
その人たちがプレゼンを聴き介護の志事を深く知る。
息子から「僕の親父カッコいいな、将来は僕もこのステージで発表がしたい!」
娘から「お母さんはこんな夢のある仕事をしながら、人のお役に立っているんだすごい!」
友人から「ワクワクする発表会だったよ。俺も自分の仕事をがんばるよ!」
このような感想が集まっています。
職員にとって介護に携わることに誇りを持てる一日になったと思います。
最優秀賞は特別養護老人ホームあんのん「ユニットケアの現実〜可視化・数値化・僕たちの挑戦〜」
優秀賞は特別養護老人ホームフラワー園「自分らしく生きる〜職員の生きがいを支え合う環境創り〜」
例年、当法人はデイサービス部門は華やかで発展や評価が高く、地味な施設系は悔しい思いをしてきたと思います。
そのデイサービス2事業所を退けて、特養が1位、2位という結果に変化の兆しを感じました。
といっても、6事業所のプレゼンはどれも魅力的で、得点の差も接戦になっていました。
審査員の講評にあったように、「6者6様の個性があり、最後まで楽しめた」発表会になったのではないかと思います。
ただ、発表会はあくまでも自分達の成果を「発表」する場であり、大切なのは普段提供している介護サービスの質です。
介護サービスの質向上には熱量や想いだけでは足りません、仕組み化、標準化されているかが重要です。どんな職員であっても質の高い介護サービスがいつも無理なく提供できる。
各事業所ごとにここを研究していく必要があります。
私たちの研究の成果を「事例」として、他の介護事業所や行政等で参考になる内容はご活用いただければ幸いです。
私たちも、そうやって他の優秀事例から学びながら共に手を携えて地域福祉の推進が勧められることを願っています。
来年は「第20回」となる節目の大会です。今年よりも更に磨き上げた内容を皆さんにお届けしようと思っております。ぜひご期待ください。
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